閲覧ありがとうございます!
昨年ですが知人の紹介で、
創業1857年の海老名の酒蔵である泉橋酒造様を訪問しました。
海老名にあります。
海老名駅からタクシーで5分くらいの場所にあります。
行きのタクシーの運転手が
「息子からお祝いに泉橋の赤トンボもらって美味しかった!」
と力説してました。
地元ではかなり有名なようで行きのタクシーの中でも評判です。
「夏子の酒」や獺祭の「逆境経営」しか読んだことないのですが、こんなレベルの日本酒🍶知識で見学に挑戦しました。
泉橋は地下水にも特徴があり、国内では硬度の高い124。
辛口に合う水のようです。
水田も見学させてもらいました。
*原料の95%は自家製というから驚きです。さすが栽培醸造蔵‼︎
夏ヤゴの団扇を専務にもらったのですが、これがお洒落。
農機具の実機も見れます。
こちらが山田錦。
背が高くてビックリ。
漫画では読んだことあるのですが台風が来たら大変でしょうね。
大粒品種の雄町。背が一番高く、収穫時期も一番遅い。
ちなみに一反で360kgくらいの収穫ができるとのこと。
昨年、酒造好適米に登録された楽風舞。
確かに地元のお米を使わないと、その地域でお酒を作る意味が薄れてしまいますね。
酵母も乳酸菌も同じ。地域の特徴が出そうな感じがします。
品種を分散することで収穫時期をずらす事が可能だそうです。知らなかった…
楽風舞→山田錦→雄町の順番で収穫しているようです。なるほど。
今のトラクターやコンバインは水分計やタンパク質を測定可能なようで、その場で収穫した米のデータをある程度取得できるそうです。
しかもスマホ連動!
東京ドーム7個分の面積なので、それぞれの水田で米の特徴が微妙に変わるとのこと。
田んぼで精米は始まっている!とパンフレットにも書かれてましたが、農業もICTの時代ですね。
精米機も最新のものが導入されているそうです。
生酛もやられています。柿渋が塗ってあります。
蒸米にはあえて和釜を使用。
これは大変そう。。。
製麹も全量を蓋麹法で行っているそうです。
先ほどの稲作へのICT活用とは真逆で、手作業にこだわっています。
洗米も手作業、このギャップが非常に面白いと感じました。
山口県の獺祭も洗米、水分調整だけは機械化できないと本に書かれてましたね。
見学時に納豆食べて来てはダメですよ!と事前に注意がありました。
納豆菌が強すぎて麹がダメになってしまうそうです。
半導体工場並みにセンシティブですね。
絞り方一つで味が変わるそうです。
短時間でストレスをかけると雑味も増えるそう。
人間と似ていて手間がかかりますね。
こちらは旧式。
こちらが新型機。
最後に売店でお土産を購入。駅前にはレストランも経営されているようです。
見学中気にはなっていたのですが、朝10:00の開店からお客さんがクルマでひっきりなしに来店されていました。
生酛Tシャツ
先ほど水田で見た楽風舞と雄町の秋とんぼ。
とにかくラベルのデザインがお洒落。
赤トンボグッズもお洒落です。
純米スパークリングから純米大吟醸を使った梅酒までたくさん買わせてもらいました。
帰りの小田急線は手荷物で一杯になってしまいました。
送れば良かった。。。
早速晩酌へ。
なんと甘酒もあります!
大変お世話になりありがとうございました!
ふるさと納税でも買ってみようと思います。
周囲にも宣伝します!
ありがとうございました😊